A visit to 『Nankai Grill』in Sakai‐Osaka🥩

― 老舗に学ぶ、ブランドの“仕組みづくり” ―

先日、大阪・堺にある 南海グリル を訪れました。
広い敷地に複数のレストランが点在し、まるで “ビフテキのテーマパーク”。
創業の歴史を感じながらも、現代のニーズにしっかりと合わせた店づくりが印象的でした。

店内を見ていて強く感じたのは、
「老舗=古い」ではなく、
老舗こそアップデートし続けることでブランドを磨いているということ。

■ 価格帯の違う店舗展開が示すもの
同じブランドでも、用途や客層によって価格帯や空間設計を分けている。
これは飲食業の大きなテーマである
「単価アップではなく、選択肢を増やす」 という考え方に非常に近いモデルです。
高級志向のお客様、家族利用、カジュアルなステーキ。
それぞれが独立した顔を持ちながら、
すべてが 南海グリルブランドとして統一されている。
これは簡単ではありません。
価格差があってもお客様が**“同じ安心感”を感じられる設計**が必要だからです。

■ 体験価値がブランドを支える
料理の味はもちろんですが、
案内、調理のライブ感、空間の余白、過ごす時間の質。
そのすべてが積み重なってこそ、
「また来たい」という感情につながる。
飲食店は料理を売るのではなく、体験を提供する業種。
その原点を改めて思い出す機会になりました。

■ 滋賀のビジネスへのヒント
今回の訪問で感じたことは、滋賀での取り組みにおいても
まだ伸ばせる余白があるということ。
• 価格帯によるブランド整理
• 導線設計と接客ストーリー
• 行く理由(世界観)の提示
これらを磨くことで、老舗としての信頼だけではなく
“選ばれ続ける理由” を明確にできると感じました。
ただ食事をしただけでなく、
経営・ブランド設計・顧客心理を学ぶ視察のような時間。
今回の気づきを、必ず次のステップに活かしていきたいと思います。

■ Experience Value Supports a Brand
Of course, the taste of the food is key, but also the customer service, the liveliness of the cooking, the spaciousness of the space, and the quality of the time spent.
All of these factors combined create the feeling of wanting to return.
Restaurants aren't about selling food; they're about providing an experience.
This was an opportunity to revisit that origin.


