The value of "not being a family restaurant"🍴

 

近所のPISOLAに行って感じたこと

先日、無性にイタリアンが食べたくなり、近所のお店を検索してみました。

そこで見つけたのが「PISOLA」。早速、伺ってみました。

第一印象は、「ここはファミリーレストランではないな」ということ。

もちろん、チェーンレストランです。

しかし、店づくりや料理、メニュー構成、空間のつくり方を見ていると、そこには明確なコンセプトと、店としてのこだわりが感じられました。

料理も、いわゆる究極の一皿というものではありません。

しかし、しっかりと商品として成立している。

少なくとも、一般的なファミリーレストランの商品とは一線を画していると感じました。

そして、食事を終えて考えたことがあります。

「もっと利用するシチュエーションを明確にすれば、さらに価値の高い店になるのではないか」

ということです。

例えば、誕生日や記念日。家族との食事。友人との語らい。少し特別な日の食事。

あるいは、普段の食事だけれど、今日は少し気分を変えたい。

お客様が「今日はPISOLAに行こう」と思う理由を、もっと具体的にイメージできれば、利用価値はさらに高まるのではないでしょうか。

PISOLAが掲げている理念には、「感動を創る」という言葉があります。

そして、「期待を超える感動で日常の外食をより豊かにする」という使命が示されています。

これは、とても大切な考え方だと思います。

レストランにとって、料理がおいしいことは当然です。

しかし、これからの時代、それだけでは「選ばれる理由」になりにくい。

 

誰と行くのか。何のために行くのか。そこで、どんな時間を過ごしたいのか。

そこまで考えて初めて、レストランの価値は「料理」から「体験」へ広がっていくのだと思います。

PISOLAは、イタリアンレストランという業態を通じて、「感動」という価値を提供しようとしている。

その姿勢には、チェーンレストランだからこそできる可能性も感じました。

私は以前から、「ファミレス」という業態について考えることがあります。

低価格で便利。メニューが豊富。誰でも気軽に利用できる。それは、それで素晴らしい価値です。

しかし、そこから一歩外へ出ることで、

「便利だから行く店」から「ここに行きたいから行く店」へ変わることができる。

PISOLAを訪れて、そんなことを改めて感じました。

そしてこれは、私が現在取り組んでいる「脱ファミレス」というテーマにもつながっています。

脱ファミレスとは、単純に高級にすることでも、料理を難しくすることでもありません。

「私たちは、何者なのか」「お客様に、どんな価値を提供するのか」「なぜ、お客様はこの店を選ぶのか」

そこを、もう一度考え直すことなのではないでしょうか。

料理、サービス、空間。そして、その店で過ごす時間。

それらが一つになったとき、レストランは単なる「食事をする場所」から、「わざわざ行きたい場所」へ変わっていく。

近所のPISOLAで食事をしながら、そんなことを考えた一日でした。

Moving beyond the "family restaurant" concept isn't simply about going upscale or making the cuisine more complex.

"Who are we?" "What value do we offer our customers?" "Why do customers choose this place?"

It is about rethinking these fundamental questions.

The food, the service, the atmosphere—and the time spent in the restaurant.

When these elements come together, a restaurant transforms from a mere place to eat into a destination worth making a special trip for.

I found myself reflecting on this while having a meal at the local PISOLA.